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ネタニヤフ氏勝利でパレスチナ国家がさらに遠のく!? イスラエルは好きなことが何でもできる!? 高橋和夫・元放送大学教授がIWJの直撃取材にこたえて警告! 「ホルムズ海峡封鎖でイラン攻撃がありえる」!

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 4月9日に行われたイスラエル総選挙の最終結果は、ネタニヤフ首相の現与党、右派「リクード」が35議席を獲得した。ガンツ元軍参謀総長率いる中道政党連合「青と白」も35議席を獲得して並んだ。しかし、全体で観ると、右派勢力が過半数の65議席―― リクード(35議席)、シャス(8議席)、ユダヤ・トーラ連合(8議席)、イスラエル我が家(5議席)、右派連合(5議席)、クラヌ(4議席)――を獲得した。

イスラエルのルーベン・リブリン大統領は、過半数の64名の国会議員が首相に次期連立内閣の組閣を勧告した段階で、ネタニヤフ首相に次期政権の成立を求めることになる。

▲ルーベン・リブリン・イスラエル大統領(Wikipediaより)

▲ネタニヤフ・イスラエル首相(Wikipediaより)

 通算13年首相の座にあるネタニヤフ氏が続投した場合、初代首相で「建国の父」とされる故ベングリオン氏の首相在任期間を今夏にも超え、最長となる見通しである。権力者が上記間、権力の座にとどまれば、必然的にその権力は強化され、独裁状態に近づく。ネタニヤフ政権は、その強力な権力を何の目的のために用いるつもりなのか。


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